累進課税とは、所得が多くなるほど高い税率が適用される課税方式です。
主に所得税の税率制度として用いられ、日本の税制を理解するうえで欠かせない考え方です。
この記事では「累進課税とは何か」を、意味・位置づけ・ポイント・仕組み・所得税との関係の順で整理します。
計算例の詳細ではなく、用語としての理解に特化して解説します。
目次
累進課税とは(読み方・意味)
累進課税(読み:るいしんかぜい)とは、
課税対象となる金額が増えるにつれて、段階的に税率が高くなる課税方式を指します。
所得が多い人ほど、
より高い税率で税金を負担する仕組みです。
累進課税の位置づけ
累進課税は、税金制度の中で
「負担能力に応じて税負担を調整する仕組み」として位置づけられます。
所得の多い人と少ない人で、
同じ税率を適用しないことにより、
公平性を保つ役割を果たしています。
累進課税のポイント(3つ)
- 所得が増えるほど税率が高くなる
- 段階的に税率が設定されている
- 所得税で採用されている代表的な方式
累進課税の仕組み/構成要素
累進課税では、
所得をいくつかの区分(階層)に分け、それぞれに異なる税率を適用します。
例えば、
- ある金額までは低い税率
- それを超えた部分に高い税率
というように、
全体に一律の高税率がかかるわけではありません。
この仕組みにより、
所得が増えても急激に税負担が跳ね上がらないよう調整されています。
累進課税と比例課税・定率課税の違い/関係
課税方式の違いを整理します。
累進課税
- 所得が増えるほど税率が上がる
- 主に所得税で採用
- 負担能力を重視
比例課税(定率課税)
- 所得に関係なく税率は一定
- 主に住民税の所得割など
- 計算がシンプル
→ 税率の上がり方が異なる点が最大の違いです。
関連語(内部リンク用)
よくある質問(FAQ)
Q1:累進課税だと高所得者は不利ですか?
A:税率は高くなりますが、すべての所得に高税率がかかるわけではありません。
Q2:住民税も累進課税ですか?
A:原則として、住民税は定率課税が採用されています。
Q3:累進課税は毎年変わりますか?
税率は法律で定められており、法改正がない限り大きく変わりません。
まとめ
- 累進課税とは、所得が増えるほど税率が高くなる仕組み
- 所得税で採用されている代表的な課税方式
- 負担能力に応じた公平性を重視している
- 関連語:所得税/税率/課税所得
累進課税を理解することで、所得税の税率構造がより明確になります。
